2022年8月5日金曜日

犬、悪性リンパ腫だった。その2

これ(カラー)テンションさがるわ~~↓↓

前回の記事で、つくしが悪性リンパ腫だったことと、
小腸の腫瘍摘出手術を受けて、その後抗がん剤治療を始めたことを書いた

抗がん剤治療は、最初に使う種類のものを3週間に一回投与、
投与した次の週に血液検査
…というのを全6回、まずは繰り返していく予定で
6月末から始めて、7月に二回目の投与と血液検査を終えて、
そこまですごく順調だった。

つくしは心配されてた副作用も出なかったし、
血液検査でも白血球数等におかしな数値が無く、食欲もりもり、うんちブリブリで
なんなら今まで見向きもしなかったキュウリを美味しそうに食べたりもして
超元気だし、なにこれ病気治ったのでは?!!余命どうのとか、嘘だったのでは…?
と思うほど

しかし…病気はそう甘いものではなく、お医者さんの言ってたことも正しかった
初回の腫瘍摘出で腸の中は見た目は綺麗になったけど
見えないところにがん細胞が隠れている可能性が高いこと、
手術後でも無治療だと余命は良くて1ヶ月、抗がん剤が効いても目標は半年…
また悪性リンパ腫でも消化器系は特に抗がん剤が効きづらいこと…
前回日記を書いた時は、これがあまりに受け入れられなくて
言葉にするのも嫌だった
考えると涙出てくるし
今もこれ書いてたら涙出てきた
人間ってこんなに簡単に泣けるんだってくらい;(そして情緒不安定になる)

話が逸れた

そう、手術後、抗がん剤治療を開始して元気だったから
このまま暫く元気で居てくれるのでは、少なくとも抗がん剤が効かなくなる時までは
と思っていたんだけど
7/15(金)の二回目の抗がん剤を受けた翌週、つくしが急に嘔吐しだして
ついに副作用かな?!と思い、すぐ病院に連れて行き
吐き気どめなどの点滴をしてもらい、その時はそれで治まった
同じ週に定期の血液検査も受けたけど、数値は良好

しかしそのまた翌週、再び嘔吐
また午前中に病院に連れて行き、点滴を受けて
帰宅後は少し元気にしていたんだけど、同日中に震えてぼんやりするようになったので
夕方にまた病院に行って検査してもらうと、
抗がん剤中の血液検査では見なかった部分の数値が上がっており
リンパ腫のがん細胞は見られないので
おそらく膵炎です、と
で、注射をしてもらい、膵炎もかなり危険な病気なので
ひとまず抗がん剤よりもまずこちらを治すことに集中しましょうということになり
翌日から毎日、膵炎用の点滴(ブレンダZ。強そうな名前)を受けに通院してください
となり、帰宅
そして帰宅後また元気になるも、今度は夜中に寝室で連続おしっこ&嘔吐

ちなみに、つくしは留守番ヤダー!!という時の、かまってムーブ以外では
人間の寝室でおしっこしないし、嘔吐も極力リビングのフローリングとか
掃除しやすいところでしてくれる
それが、寝室で連続でするってことは、リビングに行く元気が無かったってこと

寝室は閉めて、私もリビングでつくしと一緒に寝ることにしたものの
その晩は結局、深夜1時頃から明け方まで、1時間ごとに嘔吐を繰り返し、
水を飲んでまた嘔吐、寝転んでグッタリ、嘔吐するために起きて、
ついにその場で立ったまま動かなくなる感じになり…

朝、開院するのを待ってすぐ病院に行くと、
腹水が溜まっているし炎症が酷そう、
入院で24時間点滴をして、膵炎を徹底的に治しますとのことで
通院での点滴はたった一日で終わってしまった

その翌日、先生のお話を訊きに&面会に行くと、一気に展開が変わった

膵炎の数値はブレンダZ先輩(強そうなので先輩)のおかげで下がったけど
お腹の炎症を示す数値は下がらず、また腹水の成分を調べたら
昨日までは無かった腸内細菌がいるらしい。ちなみにがん細胞はなし

で、それが示す可能性としては

①異物を飲んで腸に穴があいた
②密かに出来ていた腫瘍が破れて穴があいた(リンパ腫の再発)

で、①なら手術してそのまま治るけど、②の可能性が高い
そしてそれはどちらにしても開腹手術をしないと確かめようがないし
②だと手術が成功してもまた繰り返すし、当然完治はしない
そして患部の場所によっては何も出来ずに閉じることになる
また、つくしは凄く弱っているので、手術で亡くなる可能性もある
ただし、このまま手術無しで点滴投与だけでは回復する見込みは無い
どうするかご家族と話し合って決めてください
と言われ…

その日は、私も夫も仕事で、私は病院が終わった後、出勤の予定だった
家族と相談といっても、私が仕事終わって夫が帰宅してから話し合って病院に返事
なんて、その日までのつくしのスピード悪化具合を見るに
どう考えてもそんな悠長なことをしている余裕は無いし、時間が勿体ない
なので、「私の独断ですが、手術お願いします」と返事をした
すると先生も、なるべく早い方が良いので、今日の午後には手術を行いますと
とうわけでお願いして、混乱した頭のまま出勤…

正直、前回の手術は
つくしは飲み薬を飲んで、かりそめでも食欲が戻り、元気な状態での手術だったので
傷の治りは早い子だし、そこまで心配していなかった
でも今回は、こんなの見た事無いってくらいのグッタリした状態からの手術
仕事中も、本当に気が気じゃ無かった

お陰様で手術は成功した
切除した部分を見せてもらったけど、腸管に穴が開いて、周りが黒くなっていて
周囲の組織を調べると、悪性リンパ腫
抗がん剤は効いていなかったみたい
一応、今回使ってた抗がん剤のクールが終わったら、次に使う予定のがあったんだけど
今回効いてなくて再発しちゃったのを見ると、次のを使ってもあまり期待は出来ないって

そっか~
副作用も無く、元気な状態が続いてたし、効いてるんだと思ってた
効いてなかったってことは、無治療と一緒よね
無治療だと一ヶ月ってほんとだったよね…

でも、まだつくしは生きてくれてるし、
食べるの大好きウェイウェイ元気なつくしが、
食欲も無くなって散歩も行けないままお別れなんて可哀想すぎる
なので、まずは今は手術後も残る、お腹の中に広がった炎症を治して、
また美味しくご飯を食べて、散歩にも行けるようになるのを目標にしたいと思う

ちなみに、手術の翌日まではグッタリして元気ない感じだったけど
その次の日に面会に行ったら、立ちあがってケージから出ようとするくらいになってて
更にその翌日は、私が行ったらケージ内でテンション爆上がりでウレションまでしててw
またしつこく外に出ようとして、先生に話の途中でケージの扉閉められてた。笑
「あの状態から手術を受けて、こんなに早くここまで回復するのは凄いことなんですよ」
「若いのにがんになったのは残念なことですが、若いから回復も早いんですね」
と褒められた^^

あと、入院中の病院のケージ内ではずっと伏せて上目で周りを窺う感じで
ずっと大人しく表情も無い感じだったらしく
「こんな表情になるの、〇〇さん(私)やご主人が来た時だけですよ」と言われ
今更ながら、慕ってくれてたんだな~と、妙に嬉しくなってしまった

今は、無事退院して、まだ残っている炎症の治療のために毎日通院で点滴を受けている
食欲がなかなか前のように戻らず、ちょっと下痢したりもしてるけど
嘔吐は無いし、手術の傷ももう心配ないということでステロイドの投与も始まったので
食欲はまた戻ってくるかな
美味しいものを沢山食べて、また元気に散歩に行こう

出来る事は色々したくて、コルディM(犬用サプリ)も買ってしまった
食欲保つのに役立ってくれるといいな

これは、記録のために書いた


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