2022年9月27日火曜日

犬、旅立ちました

タイトルが旅立ちになっているけど
実は先日の9/25(日)が四十九日で、つくしが亡くなったのは8/8(月)
もう1月半も前の事

とてもじゃないけど、じっくり思い出しながら最期のことを書くなんて出来なくて
こんなに時間が経ってしまった
もう書けるかなと思って今書き始めたら、また涙出てくるし

でも、これ以上時間が過ぎて記憶が薄れる前に
きちんと書いて残しておきたいので、今日書いておく

最後の晩。よくがんばりました


前回、つくしが悪性リンパ腫再発から二度目の腸の切除手術を受けて
かなり弱っていたけどなんとか回復して退院して帰ってきてくれた!という話を書いた

その退院が8/3(水)のこと

それから、腸内細菌が漏れによる腹部の炎症がまだまだ治りきっていないので
毎日また点滴を受ける予定でいた
3日の夕方に帰宅してから、お腹に負担が少なそうなシニア向けの缶詰や
つくしの好きな味の缶詰を混ぜてあげたりしたけど
半分食べて残すという感じで、あまり食欲は戻らず…
入院前のグッタリした様子から比べると、元気ではあったけど

8/4(木)
食欲はやっぱりあまり無く、あんなに大好きだったワンカロリーもちょっと残す
うんちはほぼ下痢で、プルプルした粘着質なレンガ色
でも、この日はワンカロリーの後に好きな味の缶詰を半分あげたら
それは勢いよく完食したし、食べた後なんとなく足取りがしっかりしていたので
ようやく回復の兆しかな?!と期待してしまった
その後、病院で点滴を受けて帰宅後、お昼にあげた缶詰も、夜の缶詰も、完食^^

8/5(金)
食欲はやはり戻ってない、朝のごはんを半分食べて残し
通院から帰宅後に皿に残してた分を完食していた
なかなか食欲戻らないな~と思っていたけど
夕方、久々にふつうのうんちをして感動
しかし…その2時間後にまたほぼ下痢の軟便
更に、深夜に嘔吐。おしっこの回数も少ない気がする

8/6(土)
早朝から軟便
なんだか私が触ってもわかるくらい、お腹がタプタプ…
腹水が溜まっていて、元気がない
午前中に病院で点滴を受け、腹水の説明も聞いて帰宅
この日から更に食欲がなくなり、好きなおやつをあげると少し食べる感じに
今思えば、具合悪いから食べるのも辛いけど
好きなものは少量でも食べたいって感じだったんだろうな
この日も軟便~下痢

8/7(日)
日付が変わって深夜0:00頃、嘔吐と下痢
朝になってもごはんもおやつも食べず、そのまま午前中、病院で点滴
お腹の炎症が頑固なので、膵炎でなくても炎症には効くということで
ブレンダZを再開
この日、私は午後から仕事だったので、つくしに留守番させるのは心配だったけど
入れ替わりに夫が帰宅するので任せて出勤した

そして、夕方に帰宅したら、玄関につくしがタタタッ…!と迎えに来てくれた
なんとなく足取りも軽いし、ずっと食べなかったチーズも少し食べたと夫が言っていたので
ブレンダZ効いたのかな、良かった、少し元気になったと思った

この日の夜のつくしは、ここ最近はやろうとしなかったような
ジャンプして椅子に飛び乗ろうとしたり、部屋を軽く走ったりしてちょっと元気だった
でも筋力がだいぶ落ちてしまっていたから、椅子には飛び乗れなくて失敗して
しょんぼりしていたので、私が抱っこして乗せた(上にある写真)

写真には写ってないけど、手前には私が座っていて
翌日は休日だったので、なるべく起きてつくしと一緒にいようと思って
編み物をしたりテレビを見ながら、膝に乗せて撫でたりして過ごした
腹水は溜まりまくって、身体が膨らんでいたから
翌日の通院時に、先生に相談しようと思っていた

8/8(月)
深夜、つくしがやたら水を飲むようになり、そのわりには排尿しない
あんなに入るのが嫌いだったケージに自分から入って丸まり、
横の水を飲んではまた丸まっている
たまに出てくるけど、また水をがぶ飲みして、ケージで寝る
それを繰り返した後、お気に入りのバナナのベッドに落ち着いた

嘔吐も多いし心配だったので、その日は私もリビングでつくしと一緒に寝ることにして
スツールを並べて寝室から持ってきたタオルケットをかけて、つくしの横に寝た
実際は、全然眠れなかったけど

そして早朝、つくしはバナナのベッドに寝たまま旅立っていった

病院の開院時間になったので、電話をして
今日も点滴してもらいに行く予定だったが、つくしが亡くなったことを伝えたら
最初に電話に出た受付の方が、主治医の先生にかわってくれて

「つくしちゃん、よく頑張りましたね
本当は、
二度目の手術の時は手術前の麻酔の時点で亡くなってもおかしくないくらい弱っていて
それなのに、手術を乗り切って、自分でごはんを食べられるようになり
退院して自宅に帰れるくらいまで回復したのは凄いことなんですよ
ぜひ称えてあげてください」

というような事を言われてまた電話切った後に号泣
本当に、つくしはよく頑張ってくれた
病気が発覚したのが6月で、それから約2ヶ月、二度の手術
7月は抗がん剤の合間に近場だけどドライブして、ドッグランにも行った
エリザベスカラーしたままだったけど、散歩もした
お別れは本当に悲しいし辛いけど、最後に自宅で一緒に過ごせて良かった

思えば、最後につくしを病院で診てもらった時に先生が
「また入院させることも出来ますが、
したからといって治る可能性が高まるわけではないので
出来れば自宅で一緒に過ごす時間をなるべく沢山作ってあげてください」
みたいなことを言われて、こういうことだったんだろうなーと
入院時にそのまま亡くなって、家族は看病も看取る事も出来ず…となったら
つくしが可哀想だし、残された方もつらい

入院中に面会に行った時、私や夫の姿を見て、尻尾ブンブンしてケージから出ようとしたり
立ちあがったりウレションしたり(笑)
あの姿を思い出すと余計にそう思う。自宅に戻ってきてくれてよかった

看取ってもつらいし、実際今も泣いてるわけだけど
いやー噂にはきいてたけど本当にキツイね

後悔が無いわけではない、というか無いわけがない
やっと大人になって落ち着いてきたので、
つくしを連れて犬と泊まれる宿の旅行にでも…と思ったら世の中がコロナで
でもそんなの気にせずいっぱい遊びに出掛ければ良かっただろうかとか
こんなことになるなら、いつもしつこく狙ってきてた薄皮つぶあんぱん
あげればよかったなとか。色々


そんなわけで、つくしは旅立っていきました
きれいで楽しいところに行けたかな
そうだったらいいな

つくしは可愛くて頑張って生きてくれた

これは記録のために書いた

ちょっとづつアルバムを作っている




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